2022.01.08
熱中症は、命の危険性も脅かすこともある危険なものです。
「自分は大丈夫」と思っているもいるかと思いますが、熱中症の症状について今一度確認しましょう。
この記事では、熱中症の初期症状について説明します。
▼熱中症とは
熱中症とは、暑い気温に身体がついていけず、目眩や吐き気を起こす症状のことを言います。
重症化すると、意識障害やひきつけを起こし最悪の場合、命を落とす危険性もあります。
▼熱中症の初期症状
熱中症は、3つのレベルに分けることができます。
レベルが上がるごとに重症度は増します。
レベル3の症状が見られたら、すぐに救急車を呼びましょう。
「初期症状だから大丈夫」と安心せず、きちんと対策するようにしましょう。
■レベル1
・筋肉の痙攣
・立ちくらみ
・目眩
■レベル2
・頭痛
・吐き気
・悪寒
■レベル3
・意識障害
・ひきつけ
▼隠れ脱水の症状
熱中症に関連する症状として「隠れ脱水」があります。
最近良く耳にする隠れ脱水とは、自分では気づかないうちに熱中症を進行させていることです。
隠れ脱水が起こると、口の中が乾いたり手足が冷たくなったりします。
こういった症状が見られるときは、水分が足りない少証拠です。
■隠れ脱水を防ぐために
熱中症に悪化しないためにも、隠れ脱水に気づいた時点で水分を取るようにしましょう。
喉が乾いてから、水分を摂取するのでは遅いのです。
水分を取る習慣がない人は、1時間ごとにコップ1杯の水を飲むなどして意識的に水分を取ることをおすすめします。
▼まとめ
熱中症の初期症状は筋肉の痙攣・立ち眩み・目眩を引き起こすことから始まります。
また熱中症を進行させる「隠れ脱水」もあるため、喉が渇く前に水分補給を行いましょう。
暑い環境に慣れないなと感じたら、できるだけ涼しい所に移動し、意識的に水分を取ることが大切です。