2022.03.01
一言で鳶職と言っても専門分野があり、仕事内容も異なります。
今回は知ると面白い鳶職の種類について詳しく紹介したいと思います。
▼鳶職の種類について
鳶職では6つの職業に分かれています。
どんな種類があるのか見ていきたいと思います。
■足場鳶
足場鳶は、足場の建設作業において高所の作業を行うさいに必要不可欠な仕事です。
現場作業を安全に進めるために最初に入り、足場の組み立てその後さまざまな職人の方が作業を行います。
建築が無事に終わると解体を行い終了です。
■鉄骨鳶
高層ビルやマンションなどの大きな現場で基礎となる骨組みを組み立てます。
クレーンを使っての作業となり、高い技術力が求められます。
■橋梁鳶
橋梁鳶は、橋や高速道路などの工事に従事しています。
鳶職の中でも、さらに高い技術力が求められます。
専門性が高く、時には鉄塔やダムなどの鉄骨工事も行います。
■重量鳶
重量鳶は、設備工事を行う際に建物内部にクレーンなどを使用して搬入します。
大型機械や精密機械を扱うことがあり、非常に繊細な作業です。
■送電鳶
送電鳶は電気工事士のことでもあり、電気工事士の資格が必要です。
送電鳶は、送電線架線工とも呼ばれています。
■町場鳶
町場鳶は、小規模な個人の依頼など地域に根ざした仕事を請け負います。
外壁塗装の足場組みやイベント会場なども請け負います。
▼まとめ
鳶職にはさまざまな専門分野があることが分かります。
高度な技術力が求められることもあるため、鳶職はとても奥深い職業です。
その分野で必要な資格や、国家資格の取得も可能です。
どの専門分野の鳶職に就くかで、身につく技術も変わってきます。