2022.09.15
作業用ヘルメットは丈夫そうに見えますが、実際には耐用年数があります。
今回は、作業用ヘルメットの耐用年数について見てみましょう。
▼作業用ヘルメットの耐用年数
作業用ヘルメットの耐用年数には、目安が設けられています。
■一般社団法人日本ヘルメット工業会の推奨期間
作業用ヘルメットは用途によっていろいろな種類があるため、一般社団法人日本ヘルメット工業会が耐用年数の目安を設定しています。
その概要は、以下の通りです。
・熱可塑性樹脂製保護帽…3年以内
・熱硬化性樹脂製保護帽…5年以内
保護帽とは作業をする際に頭部を守るためのヘルメットのことで、作業用ヘルメットを指します。
3年と5年という年数の目安に差があるのは、熱可塑性樹脂でできた作業用ヘルメットに比べ、熱硬化性樹脂の方が強度に優れているからです。
■注意すべきポイント
素材によって耐用年数の目安を3年と5年に分けている一般社団法人日本ヘルメット工業会ですが、注意すべきポイントがあります。
それは、この年数は「この期間内なら耐えられる年数」ではなく、「耐用年数を迎えるまでに交換するのが望ましい年数」であることです。
作業用ヘルメットは、作業中にどこかにぶつけるといったことが何度もありますので、見かけ以上に劣化している可能性が考えられます。
そのため、素材を確認し、耐用年数がくるまでに交換しておくのが安心です。
▼まとめ
作業中に物が当たったり、狭い所で作業をする方は、知らない間にヘルメットがぶつかっていることでしょう。
耐用年数を迎えてから交換していたのでは、もしかすると大きな事故になってしまうかもしれません。
そのため、早めの交換が重要ですね。
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