2022.03.22
鍛冶屋の仕事に憧れをお持ちではないでしょうか。
でも実際には、どのような仕事内容でどのような技術が必要なのか分かりにくいものですよね。
そこで今回の記事では、鍛冶職人の仕事を分かりやすく解説します。
▼鍛冶職人の仕事内容とは?
鍛冶職人の仕事内容は2つあります。
・刀鍛冶
・鍛冶工
■刀鍛冶とは
刀鍛冶とは鋼や鉄などの素材を鍛錬し、刃物や農具・工具などを作ったり修理をしたりします。
■鍛冶工とは
鍛冶工とは工事現場で行う溶接工として、建築に必要な手すりや基礎・外階段などの建築関係の鉄製品を作ります。
▼鍛冶職人になるために必要な資格
2種類の鍛冶職人の仕事をするための資格には、次のようなものがあります。
■刀鍛冶
刀鍛冶になるためには、はじめに刀匠資格を持った刀鍛冶のもとで修行を5年以上積む必要があります。
さらに実地試験の役割がある「美術刀剣刀匠技術保存研修会」を修了すると資格を得ることができます。
■鍛冶工
鍛冶工になるためには、熟練の職人についてさまざまな経験を積む必要があります。
そのため、資格がないとできない仕事ではありません。
しかし、「鉄骨製作管理技術者」「溶接管理技術者」「鉄骨工事管理責任者」などの資格があると有利です。
▼まとめ
鍛冶職人の仕事内容は「刀鍛冶」「鍛冶工」の2種類があります。
刀鍛冶になるには「美術刀剣刀匠技術保存研修会」の修了資格が必要です。
一方、鍛冶工に必要な資格はありません。
しかし、「鉄骨製作管理技術者」「溶接管理技術者」「鉄骨工事管理責任者」などは持っておきましょう。