2022.04.22
建設の現場で使われるクレーンには、さまざまな種類があります。
その中で、つり上げ加重が1トン以上5トン未満の移動式クレーンのことを小型移動式クレーンと言います。
ここでは、小型移動式クレーンに関する話をしていきましょう。
▼小型移動式クレーンの業務に必要な資格
本体がいろいろな場所に移動することができるクレーンのことを移動式クレーンと言います。
従来は小型移動式クレーンを運転して業務を行う場合、以下のどちらかが義務付けられています。
・移動式クレーン運転士免許取得
・小型移動式クレーン運転技能講習修了
ちなみに小型移動式クレーン運転技能講習は、受講するための資格は不要です。
資格や経験がない場合は、20時間程度の講習を受けることが必要です。
▼免許を取る方法について
移動式クレーンの運転免許を取る方法は次の通りです。
■教習所で学ぶ
普通自動車免許と同じように、教習所で学びます。
この際、学科講習と実技教習の両方を受けましょう。
免許取得には、学科講習試験と実技修了試験をそれぞれ合格する必要がありますよ。
■実技だけを教習所で学ぶ
学科を自分で勉強して試験所で合格し、その後実技だけを教習所で学びます。
■学科・実技ともに試験所で受験
学科と実技の両方を試験所で受けることも可能です。
▼まとめ
小型移動式クレーンは、つり上げ荷重が1トン以上5トン未満の移動式クレーンのことです。
「移動式クレーン運転士免許」の取得か「小型移動式クレーン運転技能講習」修了のどちらかが必要です。