2022.06.01
高所作業を安心・安全に行うには、安全帯が欠かせません。
それは、建設現場で鉄骨を組み立てる鉄骨鳶も同じです。
この記事では、安全帯とはどのようなものかをお伝えしていきます。
▼鉄骨鳶の命を守る安全帯とは?
高所作業が多い鉄骨鳶は、命を守るために「安全帯」を必ず使用します。
安全帯とは、高いところで作業を行う際に、作業者を墜落から防止する保護具のことです。
もしも高所での作業中に墜落してしまった場合であっても、安全帯を正しい方法で装着し、確実に連結していれば、体が保護具から抜け落ちたり圧迫されることはありません。
■安全帯の種類
安全帯には、大きく分けて2つの種類があります。
それは、「フルハーネス型安全帯」と「胴ベルト型」です。
・フルハーネス型安全帯
フルハーネス型安全帯とは、肩・もも・胸などの複数のベルトで構成された安全帯のことです。
・胴ベルト型
胴ベルト型とは、胴部分で体を支える保護具のことです。
作業に十分な足場はあるものの、開口部をふさぐことが困難で墜落の危険性がある場所で使用します。
胴ベルト型には、「ストラップ巻取式」、「ストラップ式/ロープ式」、「ツインランヤード式」の3種類があります。
【ストラップ巻取式】
胴ベルトに巻取器が搭載されたものです。
使用しない時はランヤード(命綱)を収納できます。
【ストラップ式/ロープ式】
胴ベルトにランヤードが組み込まれた、最もシンプルなタイプです。
【ツインランヤード式】
銅ベルトにランヤードが2本組み込まれたタイプです。
▼まとめ
高所作業において、「保護具=安全帯」を正しく着用することは、基本中の基本です。
安全帯を正しく装着し、確実に連結することで、予期せぬトラブルや事故の際にも命を守ることができるでしょう。
弊社では、鉄骨組立工事をはじめ、溶接工事や重量物据付工事など、さまざまな業務に対応しております。
高所作業時の徹底した安全対策を心掛けています。